幸福のしっぽ

昨日の夜、どうしてもカツ丼が食べたくなって、でもスーパーにカツを買いに行くのがどうしても面倒で、コンビニのカツ丼に手を出した。

一番近くのコンビニからお箸も袋も貰わず、温めてももらわずにカツ丼を手で持って家まで運んで、ビニールのテープみたいなやつを剥がすのかよくわからなかったからとりあえず剥がしてチン。蓋開けてカツを食べようとしたらお箸が底に当たって、卵とじのカツの部分とお米の部分が別々になっていることに気付いて、「なにそれ凝ってる!」と思いながら2段目の蓋を開けて(蒸気で指を火傷した)、カツをご飯の上に流し込んで、一口食べたらそんなに美味しくなかった。

まずいわけじゃないんだけど、自分でカツをとじたほうが圧倒的に美味しい。「最近のコンビニ/冷凍食品は美味しい」に何度ワクワクして裏切られたことか。こんな悲しい思い二度としたくない。けどまたいつか買っちゃうんだろうなあって思う。もう恋なんてしないなんて言わないよ絶対って気持ちだ。


仕事中にベッドに横になって天井を見つめる日々を続けていたら、ようやく憂鬱のしっぽを掴んだ。

これを引っ張っていいのだろうか。ここ最近ずっと調子の良い自分を信頼して、ちょっとくらい昔の自分を取り戻してもいいのだろうか。

憂鬱な自分と会社員生活の両立はきついだろうなとか、そもそもそこで立ち止まってても仕方ないからまずは楽しく生きることにしたんじゃなかったっけとか、じゃあそうしてなにか進んだのか?とか。いや、確実に進んだけど、次はポジティブの壁に突き当たっている。

ずっと楽しいけどそろそろ退屈もあるし、勢いだけじゃどうにもこうにも進まなくなったんだなあ。

ので若林正恭『社会人大学人見知り学部卒業見込』を手に取った。来月は大阪に太陽の塔を見に行く。これはもう決定。いつかアイスランドにも行くことになるのでしょう。モンゴルに行った私が言うのだから間違いない。


夜は歯医者に歯石を取りに行った。片側だけ取ってもらったら噛み合わせの位置が高くなってすごい。噛み締めて沈んでいた分が歯茎をクリーニングすることで浮いてきたらしい。

歯磨きも好きなんだけど、歯医者さんであの金属の尖ったやつで歯の側面の狭いところをガリガリされるのかなり好き。