2023.07.29 隅田川花火大会

 8時起床。夜は隅田川の花火大会に行くので混雑と日差しを避けて朝のうちに恋人の家へ。

 もう半年以上完全在宅勤務で夏になってから日出てるうちに外出を強制されるイベントがなく、英語に向かう夕方はわりと涼しくことが多いのでいつも通り目が覚めた時間に起きて向かえばいいやと甘く見てたんだけど、9時過ぎに家を出たらすでにめちゃくちゃ暑かった。日陰はマシだけど、日向は完全遮光のお高めの日傘を貫通して熱波が来る。早起きするべきだったか。

 こんな日でも休日の中央線は子連れがいっぱいいて、親って大変だなあと思う。大人になった今では子どもとはいえさすがに近年の夏は暑くない?と思うんだけど、子どもの頃は暑いから外に出ない、みたいな選択肢はなかった気がするもんなあ。外に遊びに行って「あちー」と思う、みたいな。


 そういえば視力の低下は目の傷だった。眼科の先生に「黒目が傷だらけですよ!!」と言われた。目薬を3種類、1日4回さす生活。めちゃくちゃ面倒くさい。

 コンタクトは「できればしばらくしないほうがいい」としつつダメとは言われなかったので、先週眼科に行ってから外出時もメガネ生活をしてたけど(普段は家だけメガネ)今日は花火のためコンタクト。


 すっぴんで恋人の家に行き、勉強しながら『シン・仮面ライダー』を観る。オタク向けみたいな声を聞いてたからあんまり食指が動かなかったんだけど、仮面ライダーという土台を使ってやりたい放題やってて面白かった。見たがっていた恋人は微妙な顔してたけど。期待値の差か。


 そのあとメイクして浴衣を着て会場へ。

 メイク道具が嵩張るので極力減らそうとこの前コスメデコルテでもらったファンデーション(ゼンウェア)の試供品を使ってみたら、パウダーいらずのリキッドファンデって信用してなかったけどすごくよかったので次はこれにしたい。あといま使ってるファンデーションは顔に色を合わせてあって(BAさんが選んでくれたDiorのN0)、もともと顔だけ色白だから白塗りした感じですごく浮くので、もうちょっと暗めの色のほうが馴染むんだなあと思ったのが収穫。ちなみに試供品はN26。メモ。

 しかしファンデーション、塗った感が汚くてずっと嫌いだったんだけど、最近の技術の進歩は凄まじくてナチュラルだし、カバーもできるし、肌も疲れなくて本当にすごい。あとパーソナルカラーが冬なのでファンデーションはなに塗っても黄味が強いかオレンジっぽくなるのも嫌だったんだけど、カラーの幅もどんどん広がってきてるよなあ。もちろんブルベに評判のとこでそこそこお金出してるのはあるんだけど。


 会場へは家から30分くらい歩くんだけど、恋人が下駄を持ってくれて、私はスニーカーで行って向こうで履き替えたのでとても楽だった。

 場所取りも日陰だったしダイソーで300円の折り畳み椅子を持って行ったからわりと余裕で、花火は近いわけじゃないけど綺麗に見られてよかった。帰りも駅を使わないので空いていたし、私としてはすごくちょうど良くて、あとこういうちょうど良さの気が合うことはとてもいいことなんだろうなと思った。

 花火を見ているときに隣に座ってた父娘、娘がお父さんの膝の上に座ってて「パパ暑いよー」「パパがいいの!」ってやりとりをずっとしてたんだけど、「パパがいいの!」のほかにたまに「パパが大好きなの!」と言っていて、お父さんは律儀にそれに対してだけ「ありがとうねー」と答えててめちゃくちゃ面白かった。


 帰ってきてお風呂入ってF1見ながら寝落ち。かなりぐっすり寝た。恋人は相変わらず朝まで腕枕をしてくれていた。


 次の日は家の近くのフレンチレストランでランチを食べて、夕飯は「なんか刺身食べたい」と言って私の推しスーパーに行き、結局パック寿司を買って、少しお酒も飲んだ。久しぶりに飲んだので5%のレモンサワー缶半分で大変酔った。推しスーパーはやっぱりいいスーパーだった。

 吉祥寺暮らしの不満ポイントは圧倒的にスーパーで、まあアトレの肉屋/魚屋でそれぞれ買えばいいんだけど、調味料と日用品の買い足しもできるスーパーが便利なんだよなあ。

 住むところのことを考えると、東京の東側は平坦で道幅が広くて川があって時々海の匂いがして、歩くたびに好きだなあと思うけど、それと同時に地震のことも頭によぎるので悩ましいなあと思う。やっぱり大阪に住んでみるべきか(しかしもう生活が一人単位じゃなくて、恋人は出社があるのでそれも難しい)。


 私は恋人にちょっかいを出すのが好きだからよくくすぐったりしてるんだけど、向こうがやり返そうとするとすぐに逃げてて、「自分もやられるの嫌なのに他人にはするね」と言われたので「いいんだよ!」と言ったら、満面の笑みで嫌味じゃなく「そうだね」と返されたので笑ってしまった。

 いつもお金とか割り勘(向こうが少し多め)にしてるけど、全然対等とかじゃなくて超甘やかしてもらっているなー、細かいところまで全部、といつも思う。私はここまで甘やかしてくれる人だから付き合えてるなと常々思っているけど、私に年上の恋人が似合うと言っている友人のうち一部はもっと落ち着いた大人の恋愛をしてると思ってるんだろうなあ。


 日曜日の夜の恋人の家からの帰りの電車で私を挟んで2:1でアジア系の家族?が座ったので「席変わりましょうか?」と日本語とジェスチャーで声をかけたら、向こうも現地語とジェスチャーで「大丈夫」みたいなことを言ったあと「謝謝」と言われてなんかほっこりした。私が言葉の正確性にこだわりすぎるからこそ、言語の壁があるコミュニケーションが好きなのかもしれないなあ。

 その家族からはずっとうまかっちゃんの匂いがしてて、その後は豚骨の香りに挟まれながら帰った。