2023.07.06 EDITION虎ノ門アフタヌーンティーと実家

 有給を取って2年ぶりに会う中高時代の友人とEDITION虎ノ門アフタヌーンティーへ。彼女は美術系の大学院に行っていて来年3月卒業、今年は卒制のみで時間を調整できるから、とのこと。彼女がアフタヌーンティーに興味があるのは意外だったけど、そう言ったらずっと可愛いものは好きだったけど親の影響で言えなかったらしく、これからはそういうところにも誘えたらいいなと思う。

 向こうは私の話を聞きたがっていたけど、私としては時給2000円のコンクリの壁の修理とかするバイトの話とか就職先の話が興味深すぎて、結局お互い順番に質問し合ってた。彼女は私が恋人といまだに名字で呼び合って敬語で喋っていることに萌えていた。

 アフタヌーンティー後は表参道→原宿→渋谷→代官山のルートで服や雑貨や家具を見てまわって足がボロボロになった。帰りに「アフタヌーンティーとかいう優雅な時間が遠い昔のようだね…」と言い合って笑った。「ヒールはありえない」と言われたけどアフタヌーンティーだし、青山→渋谷くらいはヒールで歩けるからその程度のつもりだったんだよなあ。趣味は全くかぶってないけど、服とか物に対する向き合い方が近くて一緒に買い物すると楽しいのでいつもこうなってしまう。

 友人がシュウウエムラのクレンジングを使っていてなくなるからと途中で寄って買ったんだけど、あのシュウのクレンジングあんなに高いとは知らなくてビビった。1万円のコスメ(いわゆる諭吉○○的なやつ)は高いなあ、高級ラインだなあと思うくらいだけど2万はビビる。


 帰りに実家へ。浴衣の小物を取りに。

 恋人を両親に紹介してから初めての実家だったので母に父がなにを言っていたか聞く。見た目が若い、緊張しすぎて気を遣ってしまった、とのこと。あと数日前に「○○(私)ってマイナンバーカード作ってるよね?」と母に家族LINEで聞かれて、「海外に移住するとカード返却しなきゃいけないらしいし面倒だから作ってなかったんだけど、保険証廃止とか言ってるから名字変わったら作ろうかな」と返していたんだけど、母は「名字変わったら」が名字の変更手続きが面倒だからだとわからなかったらしく「名字変わったらってどういうことだろうね?」と父に聞いたら「ね、本当に結婚とかするつもりなのかな?」と返ってきて「え、○○(恋人)さんはただどら焼き持ってきてくれたおじさんだと思ってたの?」(手土産が亀十のどら焼きだった)と言ったら「そうじゃないけど…(ゴニョゴニョ)」と言っていた、というエピソードを聞いた。

 父が帰ってきて3人で夕飯。母がなぜか妙に詳細を聞きたがっていた恋人の家に挨拶に行ってきた話をしたけど父はずっと無反応。一応恋人のいいところアピールしておくかと思って「資格を持ってるから家の電気工事士が必要な修理とかもやってあげてるみたいよ」という話をしたら、父がいつもの冗談で「うちのアレも頼もうかなあ」と言うので「そんな借り作っていいの?」と聞いたら「借り!?こんな大きい貸しがあるんだから!」とテンパりながら背中をバシバシ叩かれて、反対するつもりがないとは思ってたけど認める発言が出てやっと安心できた。

 あとはいつも通り母と喋っていて、昼に聞いた友人の離婚話(会った友人とは別)を、子どもが具合悪いときに旦那に「ちょっと子ども見てて」と言ったら「いまゲームしてるから無理」と言われたことが決め手らしい、と当然だよねというテンションで話したら「父さんは母さんと○○(私)が寝込んでるときも飲んで朝帰りしてたけどね」と言われて、私にお父さんがいるのって奇跡じゃん!って思ったし父の前で言った。父、私のこと大好きなので内心反省してると思う。私の両親のエピソード、たびたび破天荒なことが出てくるので我が家が成り立ってるのは本当に相性良かったんだなというか、母のおおらかさの上に成り立ってるなと思う。おおらかというか楽観的というか、細かいことを気にするという考えが抜け落ちてるような人なんだよなあ。