書くことと幸せ

昨日は、週末だけ東京に戻っていた友人とお茶をして、半年前にやめたバイト先の送別会に、二次会から参加してきた。

終電後まで飲むときはいつも実家から徒歩圏だったので、一人暮らしをして初めて始発に乗って帰ったら、車窓から見える空が白んできて、最寄りに着いた頃には普通に気持ちのよい早朝で笑った。

化粧だけ落として6時頃寝て、12時に起きて、お風呂入って、洗濯物して、いまは大根を炊いている。素敵な暮らしすぎる。大根を炊く匂いが好き。


送別会では、飲み会ではよく会うけど特に仲が良いわけでもない後輩が、「久しぶりですね」と声をかけてくれて嬉しかった。あまり自分から話さない先輩が、「髪色変えたんだね。一瞬誰だかわからなかった」と、隣に座りに来てくれて嬉しかった。そういう幸せの積み重ねで生きていけるなあと本当に思う。

 


最近はずっと、書くことについて考えていた。

それがなかなかまとまらなくて、他のことを深く考えられなくて、それでも日常のことを軽く書いたものは溜まっていって。それを更新するときもあるし、しないときもあって。更新するときは、思えば人と会ったときのことが多くて。


それなりにずっと一人が好きで、まあまあ極めて、先が見えて。みんな知ってることなのかもしれないけど、人との関わりの中で生まれること以上に満たされることはなかなかないと気付いて。


友人に「毎日ブログの更新チェックしてるよ」と言われたとき、自分でもびっくりするくらい嬉しかった。

だから、どんなに格好つけてても、人に読まれたくて書いてるのだろう。

自分の意見を言うのは得意だけど、自分のことを話すのは苦手だから、私にとって、書くことが人と関わるための手段なのかもしれない。

 

息を吸うように続けられることは、常にどこかで幸福とつながっているのかもしれない、と思った。