今日も楽しく、眠れる気配だけがない

12:50に家を出て、広島風お好み焼きを食べに行く。

焼けるのに結構時間がかかる。地下の店だったので携帯の電波が入らず、待っている間に伊舎堂仁『トントングラム』を読む。小学生のとき、絵具でいつも肌色が上手く作れなかったことと、嫌いな担任が「みんなが20歳のときに先生がこれを掘り出して、みんなに送るね」と言ってクラスで埋めたタイムカプセルの中身がいまだに送られてこないことを思い出した。肌色はいまだに上手く作れるかわからない。

お好み焼きは美味しかったけど、店主の息子の、お父さんに対する「ちょっとは考えろよ」「バカじゃねーの」の独り言が聞こえるたびに心がキュッとなったのでもう行かない。


文春womenの岡村靖幸×オードリー・タンの対談が気になったので本屋に寄る。他の記事に全然興味がわかなかったのと、対談自体もまあまあだったので立ち読みで済ませた。

本屋に来る途中、交通整理をしていた人の声の出しかたがあまりにもザ・マミィの酒井が演じる変わったおじさんに似ていたので振り返ったら、若くて綺麗な顔をした男の人だったのでびっくりした。目が合ったのでいたずらだったのかもしれない。よくわからない。


どこかでコーヒーでも飲もうかと思いながらふらふらしていたら、古書 防波堤の看板を見つけて、ここにあったのかと思って入る。吉祥寺はとにかく、歩いているとこれ、ここにあったのか、というものによく出会う。

升野書店 夜の図書室で読んで、いいな、と思ったけどもう売り切れていた、升野浩一『くじけな』があったので買った。嬉しい。


コーヒーはどこもピンとこなかったし混んでたので家で飲むことにして、東急でコスメデコルテのカウンターに寄って帰る。

本当はルミ10で買おうと思っていたフェイスパウダーで、でもルミネにコスデコのカウンターがなくて、物だけ売っている場所はあったけど、ちゃんとBAさんに相談して買いたいなと思ってやめたものを買った。候補とは全然違う色味の00番を買うことになって、やっぱり話してよかったなと思った。

いまは顔へのタッチアップができないので、パウダーを手の甲に塗ってもらいながら「白くてお綺麗な手ですね」「今年はあまり外に出ていないので」「いえいえ、それでもこんなに綺麗なのはもともと綺麗なんですよ」と褒められて、病床に伏した旦那の手を見つめながら「あなたの手って綺麗なのね。○○さんに言われて気付いたの。私全然気付かなかったわ」「気のせいだよ」「いいえ、あなたの手は綺麗よ。○○さんが『先生をやっている人らしい美しい手』と言っていたわ」みたいなやりとりのある、執拗に手の美しさの描写をする小説を思い出したけど、タイトルが思い出せない。多分純文学だと思う。


昨日の夜、初めてゆで卵のぬか漬けを作ってみた。少し漬かりすぎてしまってしょっぱいけど美味しい。ぬか漬けがいつでもつまめる環境、とても良いです。塩分摂取量はやばそう。


踊り場で流れた『エンジェルベイビー』はサイコゥサイコゥ!

コント村ann0は面白くなかった。アドレスがconte@〜で「背負すぎじゃない!?」だけ面白かった。