2020.11.02

どうにもこうにも部屋が寒い。夜が冷えるようになると、日当たりの悪い部屋では日中に部屋が暖まりきらず、外は18℃もあるらしいことが信じられないくらい寒くて、シャワーで足先を暖めてみたけどダメだった。熱はないけど調子を崩す。

夜電波の選曲の微妙さのせいもあるのではないだろうか。シーズン1に戻れば調子も戻るかと悩みながらシーズン4を聴き続けて、ダメだこういうときはご飯だとお気に入りの洋食屋さんへ出かける準備をする。

本、ライトに読める手持ちの本が少なくて、悩んで深夜特急を持ち出す。早く2を買わないと。


今日も手ぶらで外へ出る。外が寒すぎるし、イルミネーションがとても綺麗で、好きだけどいまは勘弁してほしいけどやっぱり好きだ。

お店に入って、前回はなにも気にしなかったけれどここもBGMがジャズだと気付いた。ありがたい。なぜそんなことになっているのかよくわからないんだけど、本当に助かります。

サラダを食べて、かぼちゃのグラタンを食べて、デザートと熱いコーヒーを飲んだら、万全ではないけど少し回復した。


帰りにブックルーエに寄ったら升野書店コーナーがあることに気が付いて、升野浩一『ショートソング』と、パラ見してピンときた、鈴木真『愛を歌え』を買った。パラ見してピンときた歌集ひさびさで嬉しい。


まだいけるともう無理の狭間にいるけれど、もう無理なところでどうしようもないので、淡々とできるかぎりのことをして整えるしかない。日の短さと寒さに慣れるまでの期間が厳しい。

というか、ここまで調子を崩すくらいならと暖房を入れた。もうなんでもいいから頼む。夜電波は止めて、夜電波のプレイリストを聴いている。


上が昨日の夕方から夜にかけてで、今朝起きたら暖かい部屋で身体の強張りがほぐれて、いい調子になっていた。

菊地成孔、歌声もたまらなく素敵で大好きだけど、やっぱり喋っていてほしいなと夜電波をつけた。本人不在回からだったけど、クリスマスソング回で良かった。


仕事中もずっと調子がよかったけど、終業1時間前くらいから崩れる。震える手でカレーをつくって、食べて、床に突っ伏したまま夜電波でゲラゲラ笑って、11月に入ってからの躁鬱っぷりがいままで経験したことのない波でやばい。

いまはいいけど多分このまま家にいるとダメだと思ってDUGに逃げ出して『ショートソング』を読む。著者は升野浩一だけどあららさんが半分くらい書いているのは知っていて、ああこの文章絶対あららさんだ、と感じる瞬間は心がじんわりする。

DUGを出ようとしたらマスターが「雨、大丈夫ですかね。これしかないけどよかったら」と、絶対に濡れないような大きなビニール傘をくれた。今日も人の優しさに生かされている。