4時前くらいに目が覚めてから眠れない。STUTS『夜を使い果たして』が聴きたくなって、プレイリスト『区民広場封鎖』を最後の曲から流した。まさかこんな風に夜を使い果たせなくなる日がくるとは。カーテンを開けてみたらもう明るくて、早朝の空をしていた。カーテンを開けたまま眠った。
朝。会社からの指示で、毎朝体温を測っている。会社から支給された体温計は、前回の体温がはじめに表示される。つまり今日見るのは月曜日の体温で、月曜日の体温は日曜日の体温と小数点第二位まで同じで、昨日の朝体温を測ったときの今日日曜日だっけ？と思うくらいのデジャヴを思い出して。
土曜日のラジオは全部聴いたはずだけど、あれ、この前聴いた問わず語りは先週の分か？先々週の分か？比較的毎週観ているはずの『今日からやる会議』をずいぶん観ていないような。『有吉の壁』は滑り込みで観たはずなのだけど、つまりこの記憶は先週の火曜日の話だ。今日のうちに先週分を観ないと。
月曜日に佐久間宣行ann0を聴いている時点でとにかく曜日感覚がおかしい。最近はふと曜日を意識するとき、いつも昨日のことを思い出せない。
生活にこんなに身体性が伴わないのなら、もう意識だけでいいのに、と思う。シャワー浴びるのも面倒だし、唇は乾く。
昨日、久しぶりに舌を噛んで血の味に戸惑った。
ベンジーがとけちまいたいのさと歌っているけど、そういうわけにもいかないのでしょう。
眠れないときはいつも身体のパーツがずれている感覚がある。本と一緒に部屋に散らばっている身体をちゃんと拾い集めなきゃいけない。
いまだにフユキニシムラの詩をたまに思い出すけど、ゴスペルウェイツは『さよなら宗教』を残して消えてしまったのでかなしい。私の手元に歌詞は残ってるんだけど、でもかなしい。
