2020.10.24

子猫を飼う夢をみた。可愛かった。サビ色だった。

猫飼いたい。名前はミンガスにします。


菊地成孔『あたしを溺れさせて。そして溺れ死ぬあたしを見ていて』、エッセイじゃなかったんだけど、SM官能小説というか菊地成孔で、面白かった。

他人の視点、物事の捉え方、感じ方を知るのがすごく好きで、私が撮る理由も書く理由も多分それなんだけど、フェティシズムはそれの究極型だから好き。自分のフェティシズムと同じレベルで他人の視点のフェティシズムに移入できるほどに他人の視点が好きなのだけど、その主観もメタも満たされるというか、もっと言えばそもそもその話をしている小説でとてもよかった。

SM表裏一体論は一般的とは言わないまでも、わりかし聞かなくもない意見ではあるけど、その表裏一体とはすなわち視点の置きかたの差である、という話をしている人は自分以外に初めてみた。

菊地成孔に対する感情、「なりたい」というベクトルの「好き」で困る。会社勤めをしていなかったらもうひと拗らせしているところでした。あぶないあぶない。


今日は一日夜電波を聴くのとギターを弾いていて、孤独を極めし者として逆にそうではないことはわかっているのだけど、もう一生これで、一人で安定して暮らせるんじゃないかと思ってしまった。けどいまの安定感は確実に、このブログを読んでくれているあなたたちのような人々への信頼があるおかげです。本当にありがたい。


夕飯に鶏肉を雑に揚げてタルタルソースで食べたらものすごい美味しくて、なんか美味しすぎておかしいぞと思ってよく見たら表面カリッとさせた生肉食べてた。新鮮さとか関係なく鶏の生肉って美味しいんですね。というか、今まで食べたどの鳥刺しや炙りより美味しかった。さすがに揚げなおして食べました。