品川近視クリニックでICLを受けたので日記兼ざっくりレポ。
ちなみにICLを受けた動機は災害時の不安と、最近コンタクトをつけたときの調子が悪いことがしばしばあったから。決め手はコンタクトのランニングコストとの比較と、恋人が受けていたから、という感じ。
7時過ぎに起きて、これから3日間くらい髪を洗えないのでシャワーを浴びておく。出たあとバズマザーズを聴きながらレースカーテンの裾上げ。徐々に家具が揃ってきているなかそこだけ中途半端なので気になっていたんだけど、やっとできてよかった。まあ作業に着手できなかった理由は恋人の荷物なんだけど。
会社員になってからしばらく、頑張ってないことが気がかりでエレカシが聴けなかったんだけど、結婚前提のハッピー同棲生活をしてても山田亮一の詞は聴きたいと思うんだ、というのが我ながら結構驚きだった。山田亮一は最近新しいバンドを組むために色々やってるっぽいので楽しみだな。
お昼ご飯は納豆炒飯。来院の1時間半前から絶食とのことで、きっちり13時に食べ終わってその後お茶を飲む時間はなかった(水分もダメなのかはわからないけど念のため)。ちなみに恋人は山王病院で受けてるのだけど、絶食とかはなかったとのこと。
14時半予約で14時20分頃病院に。テレビを眺めながら待機。家にテレビがないから知らなかったけどジャニーズって普通にテレビ出てるんだね。多分ジャニーズだと思うけど…。
↑調べたらキンプリの人でした。永瀬廉さん。
無料の適応検査の時は気が遠くなるほど待たされたけど、今回は14:25頃に呼ばれる。瞳孔が開く目薬をさされて10分くらい検査。終わりに目薬。このあと10分おきに目薬をさしてくださいと言われ待合室に戻る。すでにスマホの画面はぼやけているけどまだ読めているので書けている。
カルテの名前確認のときに16:00と見えたので、迎えを頼んでいる恋人に「手術16時っぽい」とLINE。
14:55頃に会計に呼ばれる。手術後はそのまま帰宅のため先に会計らしい。
会計が終わったら荷物をすべてロッカーに入れて手術待合室へ。このとき恋人からなにか連絡が来ていたけどもう読めなかったので手探りで文字が読めない旨といまから連絡が取れなくなる旨を伝える。タッチパネルなのに見えなくても打てるのは結構すごい(ちなみにいまは手術後帰宅中で、この段落からあんまり見えない状態で打ってる)。
手術待合室は目薬をさす時間を測るための時計以外なにもなくてひたすら壁を見つめる。10分くらいで検査に呼ばれる。
一瞬の検査のあと別の待合室へ。そっちは時計すらなく、目薬も眼鏡も回収されて、たまに看護師さんが目薬をさしに来る。結構雑に目周りを拭かれるので摩擦が気になる。
この待合室は術前の人も術後の人もいて、私を抜かしてどんどん人が呼ばれていくし、案内を聞いていてもレーシックを受ける人が過半数っぽい。レーシックは嫌だけど可逆性のあるICLなら…と踏み出したフォロイーが結構いたのを数年前から見てたのでちょっと意外。
時計がないからわからないけど、多分1時間半くらい待ったんじゃないかと思う。15:50だけ人の話で把握できたので。
目が見えないと脳がぼんやりしてきてだんだん目が開かなくなっていくので、なんか恐怖心和らげるようのそういうやつさされてる!?とか思う。
ちなみに手術嫌だなあって気持ちはずっとあるんだけど(私は注射すら大嫌いだし)、もう意思やリスクを再確認されることもないし、嫌だよ〜みたいなことを言う相手も書く端末もないので、ベルトコンベアーに乗せられているような気持ちになった。
手術。なにもわからないうちに終わるとか普通に嘘です。あれから生理食塩水?が出てるんだなあとか、先生が細いなにか持ってるなあ、切るんだろうなあ、切ってるんだろうなあ、レンズ持ったなあ、みたいなの全部なんとなく把握できる。あと鈍痛。痛い。両目開けといてって言われるけど普通に無理。
手術が終わったらちょっとの片付けタイムがあって、やっと目をつぶってられると思ったらすぐに「ゆっくり目あけて〜待合室行きます〜」と言われて、ぼろぼろ涙を流しながら目を開けてちょっと歩く。ちなみに山王病院は手術前後車椅子移動だったらしいので、そういう扱いがよければそちらで(たしか30万くらい違ったかな?)。
待合室は私がいた場所とは違ってふかふかの1人がけソファで、ICLとレーシックで別なのか、要観察的な分類だったのか不明。眼圧を下げる薬を飲んで寝る。
時計は見えないし手元にスマホもないのでわからないけど、恋人への連絡時間から逆算すると一時間は休んでないっぽい?看護師さんに起こされて目がしょぼしょぼのまま診察へ。
少し炎症を起こしているとのことで通常より強めの炎症止めの目薬とあと2種類の目薬をもらう。色々説明されるけど紙の文字が全然見えなくて、向こうも理解してるから本当に大事なことだけ大きい字で書いてある。
で、目微妙に開かないんですけどって状態で帰宅してくださいと言われる。
まだLINEが読めないので恋人に電話したらちょうど家を出るところだったそうで、まあ帰れそうなので最寄り駅までのお迎えにしてもらう。ので1人で有楽町から日比谷まで歩く。
不慣れな場所だけど細かい看板の表示は読めないので、行きの道で見た建物やお店の配置を頼りに歩いた。私は道を覚えるのがかなり得意なんだけど、これができるかは人によりけりだと思うので苦手な人は意識して目印を覚えておいたほうがよさそう。
電車の中で見えないながらレポを書き、最寄りで降りて恋人と合流。恋人の顔の判別はつかないくらいまだ見えてない。駅のホームの風の目へのダメージがすごい。
ハローグレアで光の周りに円があるんだけど、下側の半円しか見えないのでなんでだろうなあと思って目をグッと開けてみたら円が見えたので目が半分くらいしか空いてないっぽい。この時点で18時過ぎ。
今日は節分なので恵方巻きじゃないけど夕飯は手巻き寿司。恋人に酢飯を作るのはお願いしていて帰宅次第自分でサクを切るつもりだったんだけど、思いのほか見えないので切るのも恋人に頼む。私はお湯注ごうとしてこぼしたりしてダメだなと思ったので大人しくする。私にとっては家事をせず大人しくするのが結構難しい。
酢飯は2合頼んだら恋人が「多くない?」と言っていたけど当然食べ切りました。
今日は一時間ごとの点眼を少なくとも5回はやらなきゃいけないので23:30まで起きてなきゃいけなくて、そんな話をしてたら山王病院はその5回の点眼が終わるまで病院待機だったことが判明。朝手術してお昼ご飯も出て、個室のベッドで夕方まで寝てたらしい。
19:30くらいからLINEの字が読めるようになった。まだ視界は白っぽいけど、裸眼(?)でこれだけ見えてると思うとかなり感動な視界がすでにある。手術は本当に本当に苦痛だったけど総合的にはよかったなあって感じでした。