2021.03.13

チェンソーマン』(2、3、4)


 次の日。同期二人が全然起きなかったけど、このまま休日を無駄にするのは嫌だなと思ったので10時半にカーテンを開けて起こす。

 「ギター弾いてよ」と言われてギター弾いて歌ったり、お花見ドライブとかの計画を立ててるうちにお腹が空いてきて、なんか食べに行くかと準備をし出す。

 「クレンジング、洗顔、化粧水、乳液なんでもお使いください」「メイク道具もどうぞどうぞ」「コテもありますよ」ってわたわたダラダラ準備して、12時すぎに家を出る。

 外泊連絡を忘れていた実家暮らしの同期は「帰らないとやばいわ」と帰っていって、もう一人の同期と、私がコメダ珈琲に行ったことがなかったので「美味しいから食べて欲しい!」と言われてコメダ。みそカツぱんとチキンサンドをシェア。美味しかったけど普通に半分でお腹いっぱいになって、半分は持ち帰りにした。


 コメダ珈琲を出たら土砂降りで、「どうする?帰る?カラオケかなんか行く?」と言ったら「カラオケ!」と返ってきたので二人でカラオケ館。緊急事態宣言の割引でフリータイム、ソフトドリンク飲み放題で千円。めちゃくちゃ安い。

 同期は大阪出身なので「カラ館って東京来るまで知らなかった」と言っていて、その話の流れで「ジャンカラのぱちもんのさ」と言われて、「こっちは大阪行ったときジャンカラのこと歌広場のぱちもんだと思ったよ」と言って笑った。同期曰く社長が兄弟らしい。確認はしていない。


 そこから5時間くらい二人で歌う。サックス始めてから歌上手くなった気がしてたのだけど、サックスを始めてからヒトカラ行く時間があればスタジオでサックスの練習してたのでカラオケは久しぶりで、やっぱり上手くなっていた。サックスが喉から繋がっている感覚で、喉の開きかたの感覚が掴めたというか。あといろんな音楽を聴くようになって特にリズムの解像度が上がって、自分に向いてる曲がわかってきて、歌っていてすごく楽しかった。あと、百恵ちゃん歌うときめちゃくちゃ似てない?とずっと自分で思ってたんだけど、初めて「え、めちゃくちゃ似てない?」と言われて嬉しかった。似てるんですよね、多分。


 「全然(昭和歌謡とか)好きなの歌っていいよ」と言われると本当、自分の喉がダメになるまで延々と歌い続けてしまうので「マジで付き合わせてごめんね」「全然全然」とか言って20時前に解散。楽しかった。

 もちろん同期の中ではノリとかテンションが合う側なのはあるけど、今日の楽しさは絶対昨日の今日なので、やっぱりなんでもなく集まるの大事だなあ。このまま仲良くなれそうだなあと思った。私は反射的に人を嫌いすぎてるのかもしれない。やったー。嬉しい。早くオフィス一緒になりたい。


 『チェンソーマン』の2〜4巻を買って帰宅。帰宅したら梅酒と杏露酒がまるまる残っていて、持って帰ってもらえばよかったと思った。せめてウイスキーとかならアイスにでもかけて食べるのにな、と思ったところで昨日友人が買ってきてくれたハーゲンダッツを分配し忘れたことに気付いた。ありがたいことにアイスは賞味期限がないので(サンドのやつだからあるかもしれないけどそれは見なかったことにして)のんびり食べます。誰か来たら出します。


 今は帰宅後すぐに持ち帰ってきたコメダのサンドイッチを夕飯として食べて、食べ終わって、これを書いている(昨日の分も含めて)。ずっと本も読めてなかったし、昨日は楽しいことがいっぱいあったのに書けてなくて、特に部屋でダラダラしてた時間は読みたい、書きたいの欲求でそわそわしていて(書くは人といるときはできない。できた試しがない)、我ながらなかなか気持ち悪いなと思った。習慣とかじゃなくて、書きたいという欲求、思い返せば自覚する前からずっと存在している。


 お風呂上がって『チェンソーマン』2巻目。表紙を捲ったら作者のプロフィール欄に「悪魔のいけにえ大好き!」と書いてあってほらな!と思った。やっぱりあれ『悪魔のいけにえ』のパロディだったんだね。で、8話1ページ目、「『ダークナイト』!!!!」と思ったのは穿った見方しすぎですか。でもテンション上がった。

 あと1巻から薄々気が付いていたけど、作者と性癖が合うと思う。パワーちゃんの足の裏ありがとうございますと思ったらマキマさんありがとうございますありがとうございますだったし、あと同棲(同居)してからのパワーちゃんこまごま可愛すぎる。コベニちゃんは全然好きじゃないな。コロっといく可能性はある。

 3巻。作者コメントは「ヘレディタリー大好き!」。観てない!残念!展開はさぁいっっっっこう!

 4巻。そもそも今日は2巻だけにしてあとは本読もうと思ってたのに止まらない。作者コメントは「貞子vs伽倻子大好き!」。3巻最後のコマ見たことあるけどわからないなあと思ったらそれか。観てない。コベニちゃんの路線は悪くない。天使ちゃん可愛い。幽霊のキャラデザなんとなく好きというか、知ってる気持ちになる。さすがに悪魔のデザインに元ネタないんじゃないかなと思うけどなんだろう。4巻、比較的やめられるところで終わってよかった。


 『チェンソーマン』読んだら本読む時間なくなった。癖については色々語りたいことはあるのだけど一応やめておく。おやすみなさい。