2021.07.19

 起きてすぐ、藤本タツキ(Don’t )『ルックバック』(in Anger)を読む。情緒がめちゃくちゃになった。前半は自分の経験としてもそうだし、あとこんなの書いてアンタの方が刺されるぞみたいな気持ち。でもすっごい頑張ろうって思った。頭の中でずっとエレカシの『俺たちの明日』が流れていた。

 やっぱり藤本タツキ作品、読み切りも含めた過去作品全部読まなきゃいけないっぽいな。


 7時前に家を出る。6時台でも外が蒸し暑くて驚く。電車の中でもう一度丁寧に『ルックバック』を読み直して(通勤電車内で読み終わらず、始業前のオフィスでも読んで、結局一時間近くかかった)、今週は『チェンソーマン』を読み返すことを心に決めた。

 気が付いてないことは色々あると思うんだけど、初回で気になって2回目でもわからなかったのが、シャークキックの5、7、9巻だけが多分発売時に家に2冊あって、11巻だけが大量にあったこと。2冊から1冊に減るのは京本に送ってるのかなと思ったけど、大量の11巻と、京本の部屋の1巻が5冊、2巻が3冊とかもよくわからない。藤野の部屋のカレンダーは上下2コマに並んで、上のカレンダーの月は隠れていて下はわかって、でも季節は変わってるけど始まりの曜日が同じだからなにかあるかと思って調べてみたけど矛盾はなくて芸術性高いなと思った。あと光と影が隣り合うコマ同士で反転して繋がってる箇所がいっぱいあるのも超カッコいい。

 1回目には特になにも思わなかった雨のスキップシーンが2回目にめちゃくちゃ響いたのは終わりの始まりだからか。


 仕事。久しぶりにちょっと余裕のある定時上がり。16時半の日比谷公園は蝉が鳴いていて、青空で、まだ蒸し暑くてでも冷房で冷えた身体には気持ちよくて、TOKYO2020の旗がはためいて、なんかフィクションみたいだった。吉祥寺の駅にオリンピック、パラリンピックまでのカウントダウンを表示した箱があって、オリンピックまであと4日と書かれていて、本当にやるんだ、と改めて思った。嘘みたいだなあ。

 きっと世界の終わりもこんな風に味気ない感じなんだろうな、という小山田違い。


 帰ってきてもう一度『ルックバック』。2人がいつ大人になったかわからないのに、ifに戻ったときに京本が明らかに子どもなのすごい。


 今日も暑くて、とりあえずJINSで目をつけていたサングラス買いに行ってついでに眼鏡の調整してもらいたいけど面倒くさいとか、食べたいものないとかでダラダラしてたら、ブルーノート東京からcure jazz再公演のお知らせが届く。待ってた。ちゃんと秋で話進んでてよかった。今回も絶対チケット取るぞ。楽しみ。


 今日の英会話やって明日の英会話の予習してたら寄席崎心中のチケット買いそびれた。キュウ、ダイヤモンドゲストとか絶対観たかったのに。ああ…。


 なんかさあ、『チェンソーマン』読んでペンタブ買い直そうかと思ったの、やっぱりそういうことだったんだろうな。執念。俺はお前に負けないが、お前も俺に負けるなよってやつ。