2022.05.03

 高崎〜軽井沢をロードバイクで走り、一泊して、高崎〜軽井沢を新幹線、高崎からはJRで帰ってきた。この帰りかたをすると新幹線使っても4500円しか交通費かからないのがすごい。全然気軽にまた行こうと思える感じ。


 帰ってきて少し休憩してからスーパーに買い物に行ったら、今までずっとハイだったことがわかって笑ってしまった。軽井沢にいたときは「膝とお尻は痛いけど太ももの筋肉痛は入浴やらマッサージやらのお陰でわりと軽減したな」と思って、旧軽井沢までの2kmくらいの緩やかな登りを登って沢村ベーカリーでモーニング食べたりしてたんだけど、一回帰ってきて歩いてみたら全然筋肉痛なの。

 ヒルクライムもそうで、碓氷峠の頂上までキャーキャー言いながら登り切って、あと軽井沢までは1kmちょっとの下りで、「もうあと下りだけだから楽だ」と自転車に跨ったら下りもキツいくらい各所痛くて、私どうやってこの状態で坂登ってきたんだ????ってなった。


 もうぐったりで何も考えずに楽しみたいと思って『プロメア』を観る。

 なぜかわからないけど、オープニングの純粋なエンタメっぷりにぼろぼろ泣いてしまった。超楽しい。あとちょいちょいエヴァっぽいカットが入るのはオマージュなんだよね?多分。

 意図的なエヴァオマージュを確信したのは「デウス・エクス・マキナ」の登場だったんだけど、「これシンエヴァで出てきたんだっけ?偶然のネタ被り?」と思って色々調べたら「マキ=デウス・エクス・マキナ」説だっただけで、その単語自体はエヴァには出てきてないっぽい(けどマキの登場は新劇からなので、逆にオマージュ説はある)。

 と思ってさらに色々調べたら監督が昔エヴァに関わってた人だったし、セルフパロディ作と言われてた。でも面白かったなあ。カメラワークが完全にエヴァのシーンとかあって、しかもクオリティがちゃんと高いのがいい。

 ただ上映当時はオタク達がいつものごとく「これは映画館で観るべき作品」とか言ってて、気になりつつもいうてアニメだしな(私は『キルラキル』めちゃ好きだし馬鹿にしてるわけではない)と思って行かずじまいだったんだけど、やっぱり家でよかった気がする。いまどき、そこそこの音量、音質、映像、画面の大きさって別に再現できるし、でっかい音でど迫力なものは映画っていうのは微妙だなと思う。逆に静寂とか暗さみたいなもののほうが映画館で観るメリットとして大きい。あと普通に迫力と楽しさゴリ押しの作品だったので、映画館で観たら頭の片隅で「なんこれ」と思ってたと思う。

 でも観てよかったとは思った。いい作品だし、面白かったです。こういう映像のアニメ好きだからいっぱいできてほしい(けど全部エヴァっぽいって言われるんだろうな)(逆に庵野秀明作品は実写でもエヴァっぽいとなるのがすごい)(『シン・ウルトラマン』楽しみですね)。