2022.01.01

 昼前に父方の祖父母の家へ。おせちを食べて、最近ファイルを整理していたら見つかったという父の若い頃の映像を見る。当時どうだったかは知らないけど、いまの人から見る80年代ファッションとしてはとてもかっこいい気がした。私にとって父はどちらかというと普通のパリピっぽい王道の趣味の人(毎年のハワイ旅行とか、毎年のスキーとか、車とバイクが好きとか、ディスコミュージックが好きとか)なイメージだったから、若い頃のサブカル感が結構驚きだったんだけど、現代のサブカルチャーとしての80年代カルチャーっぽいというだけで当時は王道にかっこいい路線だったのかしら。

 2年ぶりくらいにあった祖母は白髪を染めるのをやめていて、祖父はもう84歳だった。平均寿命はゆうに超えているんだけど、子どもの死や事故死的なものを考えると寿命としてはまあまだそう長生きということもないのかしら。まだまだ全然元気だし、祖母と比べてボケてる感もなくピンピンしてるんだけど、腰を痛めたと言っていたので、そういうところからガクッときたりしないといいな。


 私はもう17時くらいに疲れたわ眠いわだったんだけど、結局19時くらいまでいて、そのあと父が家族で桃鉄をやりたいというので迷ったけど実家へ。15年やるつもりだったけど眠すぎて8年で切り上げて2時就寝。とにかくもう疲れていて自分の家に帰りたかったのでタクシーで帰るつもりだったんだけど、それすらできなかった。


 8時半に起きて、「疲れたから家で一人で過ごしたいし帰る」と言って実家から帰宅。父がバイクで送ってくれたので楽だった。

 自分が高校生くらいまで、周りは結構「親が車で送ってくれた」みたいなことを言っていたけど、うちは車が大きいとか東京の道怖いとかで母が運転しなかったし、父もそんなにほいほい甘やかしてくれるタイプじゃなかったので、いまだに「車で送って」とかそういう甘え方ができなくて、手段があれば自力で帰るし、遅刻しそうでも自己責任(自己責任なので間に合うように親に送ってもらうとかはありえない)、みたいな考え方をしてしまうんだけど、父は最近私をバイクの後ろに乗せて走るのが楽しいらしいので、「送っていくよ」と言われたら素直に送ってもらうことにしている(「送って」とは言えない)。「周りの子はこんな風に育てられていたのか、そりゃ人に素直に甘えられる人間に育つよなあ」とは思うものの、自分の育ちかたも全然気に入っているのでまあよし。


 祖父母が持たせてくれた春巻き(私が好きだからお正月はいつも作ってくれる)や寿司があるので、三が日はのんびり過ごせそう。

 やっぱり私は人よりかなり独りが平気なんじゃなくて、人よりかなり一人が好きっぽい。実家で三が日までごろごろ過ごすとか考えられないもんなあ。