2021.01.08

 頭がチェーンソーなことしか情報がない状態で『チェーンソーマン』の夢をみた。私は男で、隣人が石原さとみで、I字カミソリでお互いの顔を剃って、うっかりそれ以上のこと(キスとか)しちゃうとチェーンソーマンにI字カミソリで喉を掻っ切られるという状況で、石原さとみに「今日は喉切り裂かれちゃうのかな?うふふ」って誘われて、(おそらく今日も)耐えた。そのあとチェーンソーマンに母校のグラウンドで追いかけられたりしたけど、いま思えば全身黒タイツに頭はT字カミソリだったし、あれチェーンソーマンじゃなくてカミソリマンだなあ。


 クレープ、昨日食べないとか言ったけど、食べる気でズボンの下にタイツ重ね履きして、この冬初めて手袋をつけて出社。タイツ重ね履きも、手袋も、あんまり好きじゃないけどやはり暖かい。

 マスカルポーネのクレープは「蜂蜜のジェラートマスカルポーネ」のクレープしかなくて、ジェラートは寒いかなと思ったけど、暖かい格好してたから平気だった。ジェラートの冷たさよりも、食べるとき邪魔だからと手袋を外した指先が死んだ。味は美味しかった。最近「クレープ食べたい!」と思ってそのへんのクレープ食べても昔ほど美味しいと思えなくなっていたのだけど、昔の感覚と同じように美味しいクレープだった。サインは店内入ってすぐにあって、入り口の扉が閉まってたので近くでは見られなかったけど、もぐらの超可愛いサインをばっちり見てきました。

 帰りにスーパーで、鍋に大量にポトフを作って三連休を乗り切る気満々な人の買い物をして帰宅。帰ってきて『ネタデミーロ』のネタ部分だけ観る。面子がよかったし全員面白かった。

 トリプルファイヤー吉田が出す自伝の前半がnoteで無料公開されていたので読む。公開されてるのまだ一記事だけど、買おうと思った。


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 あなたがいま頑張る理由は、突き詰めればほとんどプライドだけだと思うけれど、本気でプライドと心中する覚悟はあるのか、目先のプライドを大事にして得るものはなにか、失うものはなにか、ちゃんと考えた方がいい。

 受験のときにすでにあなたは経験してると思うけど、私たちは絶対に、どんなに頑張っても、(いわゆるところの)勝てない側の人間です(これは東大に入れば勝ち、もしくは勝てると言いたいわけではなくて、あなたにとって印象深い経験として、絶対に勝てなかった経験があるでしょう、という話。念のため)。東京は少し上に、虚構も含めて色々なものが見えるけど、絶対に手は届かない。というか、いま思っているものに手が届いたところであなたは絶対に満足できません。いまよりもっと勝ち負けの価値観が強かった時代の大人達も、自然にだったり、身体を壊して強制的にだったりしてそのことを知って、例えば自分の幸せとか家族の幸せとか、それなりのところに価値観を転換して、もしくは呪詛を吐き続けたり、虚像を演じたりして生きています。

 だから幸せに生きようと思ったとき、おそらくいつかはそのプライドを捨てることになる。それをわかった上で今じゃないという判断なら、それはそれでいいと思う。プライドのためなら死ねるというのも、(私には理解できないけど)それはそれでいいと思う。でも、頑張るか頑張らないかの目先の二択でも、頑張れたか頑張れなかったかという二元論でもないことをちゃんとわかっていてほしい。

 と、友人に伝えるか迷ってやめた今日。みんな、なにもなくても涙が出るときは確実にやばいので、すぐに休めとは言わないけどちゃんとご自愛くださいね。私、天才だから知ってるんだけど、人生は思っているよりもずっと長期戦だよ。