2020.11.07

同期に「美味しい日本酒が飲みたい」と言われていて、お店を探している。

行くのはやぶさかではないし、行ったら楽しいのもわかってるし、今後の人間関係的にも行ったほうがいいんだけど、うきうきで行きたい感じではない。じゃあなんで向こうから誘われるのに任せずにお店を探しているかというと、「行こう行こう」と言った気持ちは本当だし、社交辞令として言ったことにしたくない(社交辞令だと思われたくないんじゃなくて、自分が社交辞令を言いたくない)からで、別で「今度飲みに行こう」と言われた人とまとめて誘おうと思っていて、その不誠実さに若干自己嫌悪。いや、みんなそんなもんというか、むしろどちらかと言えばかなり誠実な側なんだけどさ、行動としては。


最近は『A子さんの恋人』ばかり読み返していたので、久々に『ものするひと』を読んだ。近藤聡乃もオカヤイヅミも線がいいよね、というのはあとから気付いたことなのだけど。

『A子さんの恋人』のA君の「あのさ…結婚しませんか?」のシーン、なんか表情とか線の感じが色っぽすぎない?と思ったらあとからそういう場面だとわかったときは本当に衝撃だったな。


今日は久々にほとんどずっと音楽聴きながら放心していた。家でちゃんとぼーっとするコツは、ちゃんと可愛い服に着替えて化粧してコンタクトにすることだ。と、わかっちゃいるけど面倒くさいときもあるよね。


冷蔵庫が空だったのでスーパーに行くために音楽をスピーカーからイヤホンに切り替えて外に出たら、そのまま出かけたくなった。菊地成孔の音楽は夜の都会に足を向かわせるよねえと思いつつ、とりあえず井の頭公園を散歩してみたけどやっぱり違った。

しかし寒い夜の街をいい調子で歩いているとパリに行きたくなる。寒いけど冬もやっぱり好き。