友人と別の友人と、友人と友人と、別の友人と友人と茹でた鷄

ブログを更新して20時すぎに布団に倒れ込んだけど結局眠れなかった。

仕方ないので起きて、鷄のモモ肉を茹で始める。ぐらぐら沸騰したお湯に3分、火を弱めて20分。待ってる間にキッチンと洗面所の段差に腰掛けて友人が書いている日記を読む。

こういう気分のときに読むのに本当に最高の文章。この人を見つけて本当に良かった。友人経由でたまたま見かけたアカウントのプロフィールに貼ってあったリンク先のブログをたまたま読んだことがきっかけで出会った、私の友人の元親友で私の元(おそらく)友人で、現友人。(おそらく)友人という関係、面白かったけどもう戻れなくなってしまったな。普通に春が懐かしい。


春の良いエピソードの話だけど、友人と初めてちゃんと会った日、新宿東南口の階段下で別れて、私は階段を上りながら一度振り返って喫煙所に向かう友人の姿を見つけて、さすがに振り返ってないかと思って前に向き直ろうとした視界の端で友人が振り返っているのを捉えて、でもどうしていいかわからなかったからそのまま前を向いて帰ったという話で。そこから2ヶ月間は私だけがこの光景を知ってるんだよなあという話だったのだけど、その後約2年ぶりに会った別の友人と改札まで送るだの別れ際振り返るだのの話になって、「…ということがあったんだよね」と話したら「いや迷うくらいなら振り返れよ」と言われて確かに!と思ったのでその後毎回振り返っているというエピソードのおまけ付き。別れ際ちょっとムキになるっていいラジオネーム。


あとは、彼と初めて会ったのはテアトロコントのチケットを譲ってもらったときなのだけど、譲渡先探してるツイート見かけて「あ!」と思ったけど、この人友達多そうだしできれば知ってる人の方がいいよなあとDM送るのを深夜まで待ったエピソードなどがある。

けどまあ、それがなくてもいつか会ってた気がするな。若林先生と違って私は20代前半から会いたい人には会う側の人間なので。


で、友人と友人の話に戻るけど、まあ共通の話題ではあるからなんだろうけど、お互いがお互いのこと聞くくせにお互いなんとなく3人で会う気はないらしく、高校生のときに気付いたら友人2人が喧嘩をしていて「友人関係の棲み分けをすることにしたけど、あなただけは2人とも友達でいいってことになったから」と報告され、お互いブロックしてるくせに同じタイミングで同じ話をしている友人2人のツイートが流れてくるタイムラインを眺めていたときを思い出します。彼女たちは高校を卒業してから、気付いたら仲直りしていた。


これは22時のキッチンで茹でた鷄に塩付けて食べながら書く文章なのだろうか。

また友人に「ブログ読んでると答え合わせしてる気持ちになる」と言われてしまう。