日帰り千葉

木曜日の「は!?合コンなくなったんだけど!」から始まった昨日のドライブは、大体パッとしなくてそれでも楽しくて最高でした。


前日はいつも通り日付が変わる頃までなんの連絡もなく、突然電話がかかってきて「明日、集まったら男気ジャンケンして勝った人のプランでドライブするからプラン考えといて!」と言われ、考えてたら楽しくて2時頃まで眠れなかった。

当日は梅ヶ丘駅に10時半集合。ほぼ時間通りに集まったけど、車が予約できていないトラブルで友人宅へ一度引き返した。なんとか車を探して2時間後の予約を取って、「じゃあ今日は戦犯のプランだな」ということでプランを聞いたら木更津のアウトレットと浜焼きで、この3人でアウトレット行っても仕方なくない?と非難轟々で、結局私のプランと合わせて、浜焼きを食べて館山に向かうことにした。


「なんでこんな時間なんだよ」と文句を言っている横で戦犯の友人は「コーヒーとか飲みたくね!?」とご機嫌なので、「え、奢りですか?」とドトールでアイスカフェオレを奢ってもらい、12時半に車に乗って出発。いつも私は後ろの席で、運転もせず道案内もせず選曲もせずなので、果たしてバランスが取れているのかはわからないけどまあ、実際のバランスというより謝罪のロールプレイだからいいでしょう。本当は、常に言い出しっぺそして大体戦犯の彼がいなければなにも起こっていないことを私たちは知っているので、常々感謝しているのです。


出発したら大雨暴風で爆笑。「千葉は曇りだと今朝確認しました」の私の一言で雨天決行。アクアラインに乗ったのに海ほたるに寄らないのは初めてだった。


13時半木更津。雨は上がっていたので「やっぱ千葉は曇りだね」と傘を車に置いて行こうとしたら「俺が一応1本持っていくよ」とちゃんとしている友人が傘を持ってくれて、少し歩いたところで急な土砂降り。笑いながら1本の傘に3人で入って歩いて、さすがに無理だと1人が「俺待ってるから取ってきて」と傘を抜け、2人で歩いていたけど「俺が取ってくるから待ってていいよ」と傘を取りに行ってくれ、彼が戻ってきた頃には雨が上がっていた。

浜焼きのお店は混んでいて、次回の案内は15時。「もう館山行っちゃうか!」と浜焼きをスルー、またしても友人1人が車を取りに戻ってくれて、なぜか早々に運転手も交代。私が枇杷ソフトクリームを食べたいから枇杷倶楽部という道の駅に寄りたいとリクエストをして、お昼もそこで食べることになった。


木更津から再び1時間走って枇杷倶楽部。それぞれアジの一夜干し定食と漁師漬け丼を注文したら「お米が切れてて」と言われ、醤油ラーメンともやしラーメンへ変更。「夜で挽回しましょう」と話した。

枇杷ソフトクリームは美味しかったけどとびっきりってほどじゃなくて、個人的には少し残念だった。


結局雨も降り続いていて、館山城や夕日桟橋や大山千枚田に行きたかったけどもういいかと思い、日帰り温泉へ。

「夏はマリーゴールドが咲いているらしいフラワーラインがあるからそこを通って行こう」と少し遠回りして走ってもらったけど、花がありそうな場所の気配すらなくて、大しけの海を横目に走っていたらフラワーラインの終盤に「ポッドから出して昨日植えました」みたいなマリーゴールドが咲いている花壇が両サイドに続く道があり、「これ????」と言っているうちに温泉に着いた。

調べていた旅館の日帰り入浴は11時〜15時と18時〜20時で、その時は16時で、引き返して結局スーパー銭湯のようなところへ。最近ずっと広いお風呂に入りたいと思っていたけどお風呂に入っても満たされず、それはサウナ欲だったことにそのとき気付いた。温泉だったらまた違ったのかもしれないけど。ひとりでサウナに入ってちょっと気持ちよかったけど、「サウナしきじ」に行きたくなった。初体験があれだともうしょうがない。


お風呂上がって、友人らと落ち合って、「ご飯は?」「もう東京でよくない?ちょっと予算あげて美味しいもの食べよう」と話して東京に戻った。久しぶりに見た夜の首都高からの東京タワーとレインボーブリッジが楽しかった。


夕飯は最近和食多めだったからイタリアンとかがいいなと探したお店が予約で満席で、結局適当な大衆酒場に行ったけど、ここが美味しくて安くて当たりだった。

この前飲まなくて後悔したからなあと、でも別に無理して飲むわけでもなく飲んだら大変な酔っ払いになってしまい、全員を道連れにしてタクシーで帰った。この3人で飲むのが一番気が抜けるというか、ほかの人と飲むときってやっぱ気を張ってるんだなと改めて思った。3ヶ月ぶりだったので。すいません。前半のドライブ意味あった?って思うくらい楽しかったです。

「今日はブログ更新されないな」と言われたので居酒屋で更新したのが昨日のブログ。


タクシーでは吐きそうかなあと思っていたけど結局吐かず、水もしっかり飲んでいたのが功を奏したのか朝も普通に起きて、朝ご飯を食べて、友人をボードゲームに付き合わせて解散した。

友人宅に泊まった次の日、帰りたくないけどなにしていいかもいていいのかもよくわからない気持ちになるけど、泊める側的にも(今回泊めたと言えるのかはともかく)、帰ったらさみしいけどなんかするか!ってテンションにはならないなという感じなのだなあと知った。


友人が帰ってから、ずっと最後のエピソードを読まずにいた『ハイパーハードボイルドグルメリポート』を読み終わって、あとがきと謝辞に号泣。あとがき、あとに読んで良かった。


やっぱ毎週4連休くらい必要だなあ。