外の世界をつないでくれるのはいつでも本なのかもしれない

気が付くとシャンプーやコンディショナーが容器から垂れている。実家ではそんなこと一度もなかったので、原因はおそらく浴室乾燥だろうと思い、浴室の温度上昇とともに容器内の圧力が上がっていると踏んで、容器のふたを少し緩めた。これで解決するといいな。

 

在宅勤務のzoom越しの朝会や夕会では、たまに子供の声が聞こえたり画面に映ってくるのがいいなと思う。子供に好かれる父親をとても好ましく思うのは私がパパっ子だったからだろうか。

 

『ハイパーハードボイルドグルメリポート』のロシアのヴィッサリオン教で生まれた子供へのインタビューで、13歳の子供が「モスクワにはいろんなものがありすぎた。面白そうなものもあるし、面倒なものもある。家と学校を往復するだけで一日が終わっちゃった。なんだか、時間を無駄に過ごしちゃってるような気がしてた。」「ここでの暮らしはとっても楽しいよ。確かにいろんなルールはあるけど、ここには本物の自由がある。」「都会の子たちはロボットみたいな生活をして、自分じゃ何にもできないんだ。」と言っているのになんだか泣きそうになってしまった。借金玉さんも「日本の会社は家父長制と同じで、働いていれば税のこととか面倒なことをすべてやってくれるけど、それは牙を抜かれているのと同じで、だんだん戦い方がわからなくなって、自分で生きる力がなくなっていく」と言っていた。その言葉に生きる気力が沸く。戦い方を忘れたくないし、自分の足で立って生きたい。最近はあきらめに飲み込まれそうになっていた。あぶない。生きるぞ。

 

『A子さんの恋人』3巻を読んだ。胸がぎゅーっとなった。この人の絵は線のわりに情報量がものすごい多くてすごい。視線と背中の描き方がエロすぎる。

恋愛的な感情の起伏に対する免疫がなさすぎて本当に心臓が痛くなるのやめたい。

 

昔は本に紐のしおりがついているのが色が気に入らないとかで好きじゃなかったんだけど、慣れてしまうとないと不便だ。すぐ帯とか注文表とかを挟み込んでしまう。

去年のクリスマスのプレゼント交換で買った栞、自分がすごく気に入ったやつだったから自分にも買おうかなと思うのだけど、本を並行して何冊も読むから1つ買ったところでたりないのよね。